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pekoとの出会いは2年前の5月下旬頃でした。その日、折悪しく台風が来ていて、とても風が強かったのを憶えています。
実は、最初に見つけたのは私ではなかったんです。仕事上、小学生を相手に日々過ごしているのですが、その中の1人が仔猫を見つけてきて私に見せてくれました。
その子は「この仔、飼ってあげて」と言うのですが、その時は私も飼うつもりはなく、元いた所に逃がしてあげるように言うしかありませんでした。
その後、買い物に行く為、一旦子供とは別れたのですが、どうも気になって仕方ない。「こんな台風の中、あんな小さな猫だと死んじゃうかもしれないな」などと考えたりもしました。
しばらく考えた末、私の出した結論は「もう一度、あの場所に戻って、まだ猫がいたらこの台風の間だけでも家で保護しよう」というものでした。
果たして戻ってみると、子供はまだ仔猫のことを看ていました。そこで、私も決心がつきとりあえず預かろうと、仔猫に近づいていったのです。その瞬間です。あの小さな仔猫が私の方に向かってヨチヨチとやって来たのです。正直、感動しました。
すぐ側まで来た仔猫を抱き上げ、子供には私が預かるということを伝え、家に帰ることにしました。
帰宅し、とりあえずダンボール箱・タオル等を用意し、ダンボールの中に仔猫を入れて様子を見ていたのですが、特に病気になってるような感じもなく、ひと安心といったところでした。
そうこうして、次の日になり台風も去っていったのですが、もはや私にこの仔を外に逃がすという選択肢は有り得ませんでした。なぜなら、一時的にせよ保護するつもりで家に入れたのだとしても、私が外に逃がすということは猫を捨てるのと何ら変わらないと思ったからです。
それにもまして、今やこの仔猫の存在が私にとってかけがえのないものになっていたからです。
と、こんな感じだったと思います。いや~あれから2年、あの小さかった仔猫が今や立派に成長し、日々元気に過ごしています(この文章を書いている横で睡眠中)。
とにかく、これからも元気でいてくれることを願うばかりです。
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- 2005/08/26(金) 04:36:52|
- peko
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